2025.05.01
音楽院日記はじめまして。
5月の「音楽院日記」を担当します、ピアノ講師の森と申します。
物心ついた頃から文章を書くことが苦手なので、何を書いたらよいかと悩みながら、スマートフォンの画面と向き合っているところです。
読んでくださる方は、どうぞあたたかく見守って(?)いただければ幸いです。
最近、久々に1人で映画を観てきました。
ストーリーの中では、合唱をするシーンが大きな役割を持っていることもあり、
映画館の大きなスクリーンと音響の中で観てみたいと思ったからです。
個人的には、「今、生きていること」「人が生きていくこと」について考えさせられたり、
「音楽の持つ力」「音楽の素晴らしさ」を改めて感じることができたりと、
とても充実した時間を過ごすことができました。
帰宅してからふと、この映画を観た他の人はどのような感想を持っているのかなと気になり、検索をしてみることにしました。
そこで目についたのが「ワースト映画」という言葉でした。
芸術はそれぞれ自由な感じ方ができるところも大切ですから、
違う考えの方がいらっしゃるのも当然です。
と、頭ではわかっていますが、なかなかの厳しい言葉に最初は驚きました。
しかし、書いてある内容を見ると、私が気にならなかった部分に着目していることがわかり、
そのような考えを持つことにも理解ができました。
同じものを観ても、光の当て方が異なるならば、
たどり着く感想が真逆になることもあるのだと実感しましたし、
それが芸術の面白さでもあるのだなと改めて思いました。
音楽についても、同じですよね。
1つの曲に向き合っていても、聴いていて心が動く瞬間や、
演奏において大事に思うポイントは人によって違います。
自分の中にない考えを知ることで幅を広げ、
生徒さんにとっても、より良い音楽を追求していけたらなと思った今日この頃でした。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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